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©Liku M. Takahashi

日本のカモメのジョナサン

Jonathan LivingstonSeagull in Japan

2011 / マリス技法(砂   アクリル絵の具   メディウム)) / 103×72( ㎝ )

2011  / Maris ( sand, acrylic paint, zinc plate) / 103×72(cm)

“Are you Johnasan Livingstone?”

“Yes! Sure.” 

 

 3.11の震災直後の4月に描いたアクリル画のクロッキーの1枚を、マリス技法で大きく描きました。

 

 この絵は全盲の方に、いつも手にしている白杖を置いて、カモメの大きな翼のように両手を広げ、触って頂きたいと思ったからです。

 

 日本の空と海を上下の赤いラインで表し、その中をカモメのジョナサンは翼を広げて自由に飛んでいきます。

 ジョナサン・リビングストンは仲間のカモメたちに聞きます。

「もっと早く、もっと高く飛べるようになりたくないかい? もっと工夫したら、きっとできるようになるよ」

 ボロボロの翼になりながらも、ジョナサンの心と体は空高く、どのカモメも達したことのない高さへ上昇していきます。

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