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Liku Maria Takahashi
フラワーオブライフ-宇宙の扉-The world
2012 / 水晶 星砂 アクリル絵の具 / 53×45.5(㎝)
[フラワー オブ ライフ]は、レオナルド・ダ・ヴィンチも研究しており、彼の描いたメモ書きも残っている有名な神聖幾何学の図形の1つです。超古代文明から伝わり、あらゆるものすべてを内包するとも言われます。
私はこの図形を、自ら受け取った宇宙の波動のイメージにのせて描きました。
深青と金の出す色のエネルギーは、フラワー オブ ライフの力をより一層高めます。また、見る側の感覚にゆだねられる渦は、エネルギーを吸収、あるいは無条件に放出している宇宙の摂理を表しています。
フラワー オブ ライフ自体、まだ見ぬ未来の扉でもあり、また始まりを示す象徴のように私は思います。
“見る”とはどのような事か?
見る人により様々な解釈が生まれ、鑑賞者自身の姿を鏡に写し出す、不思議な感覚を呼び起こすことかも知れません。「地上に生きとし生けるもの、己自身もまた、この世の一部として存在する」そんな実感を持っている人も数多くいると思います。
おそらく地球で唯一宇宙の存在を認識する知的生命体の人間の役割は、時として良い意味でも悪い意味でも、大きなことの起こる原因となるはずです。そして宇宙における地球の存在自体も、深い意味のあるものでしょう。
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