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Maris Art​ Project

2009年〜

世界で初めて全盲の人も含め全ての人が鑑賞できる絵画技法とその絵画"マリス"を発明

現在最も力を入れて取り組んでいる現代美術のアートプロジェクト

 視覚障がい者も絵を観たいと思っています。彼らの気持ちを知っていますか?「マリス」は全人類が鑑賞できる初めての絵画として世界に優しさを発信します。「マリス」は、「視覚障がい者の絵画鑑賞行為をとおして晴眼者の理解のスイッチを入れる場の創造」です。

 

 2009年、私は今まで視覚障がい者を含んでいなかった絵画の鑑賞者を全人類に拡大することに成功しました。その絵画技法を「マリス」と名づけました。偏見は、人間のエゴを取り去ることで超越することが可能です。「マリス」で描いた絵が展示されている場は、晴眼者が同じ絵を指で鑑賞する視覚障がい者の姿を目にしたり、その光景をイメージしたりすることで障がいの有無、人種、ジェンダーはもとより、すべての偏見を超えるLOVE&PEACEに気がつく場所です。つまり私のアートは、哲学的に言えば「UNDERSTANDING」を「絵画を起点に誘発する」場作りです。

 いま、私は2020年からパリを中心にヨーロッパ全土で、アートの力で世界を優しくする LOVE&PEACEのアートムーブメントを起こす準備をしています。’70年代から’80年代半ばヨーゼフ・ボイスはアートで世界を変えようとしていました。私は長年ボイスの残した珠のような言葉をコンセプトの根本、つまりバイブルとしていますが、彼との違いは、私は「アートは政治も宗教も全く関係ない」と位置づけていること。私はボイスの政治的思想と宗教観を取り去り、彼の思考の土台であるルドルフ・シュタイナーの神秘主義思想と哲学的思考を、日本古来のアニミズムと武士道に差し替えたものを土台としています。

洋の東西を問わず、ボイスの[社会彫刻の概念]は力強く私に語りかけ、私は自らの作品を通して理想の社会作りをメッセージとして発信しています。

 アートは私たちに気づきを授けてくれます。世界を変える力があります。

 

高橋りく

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